PARADICE

おーま’S出産秘話パートⅠ♪





  【 妊娠発覚!】
2001年の4月も折り返し地点に来ている頃
母方の祖母が他界したとの姉からの連絡があり後日長野へと出掛けて行った。
丁度姉が妊娠後期で大きなお腹をしていた為
親戚周りなど殆ど私がやっていた。
何故だか妙に体がだるく風邪っぽい。。。
そしていつものごとく偏頭痛が!!!
けど何故だか薬をのまず「寝れば治る」って思っていたんだよねぇ。。。
なんとなく「妊娠したか?」って言う予感があった。。。
祖母の墓前に「妊娠してたら。。。」って手を合わせてたし。。。
田舎から帰宅後次の日には愛犬連れて茅ヶ崎の友達の家へと向う。
やっぱり体の調子がおかしい。。。
何気に姉にメールしたら妊娠検査薬で確認してみろと言われたんで
次の日買って試してみたらあっと言う間に陽性と出た。。。
「げっ、マジ?」
それが第一声だったのである。息子よごめんよぉ~



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【 妊娠発覚後】
とりあえず真っ先に姉に報告!で仕事中の旦那にもメールで報告!
しかし旦那としては帰宅後いつもと違って料理が豪華で、で「実は。。。」と報告されるものだと思っていたらしい。。。
そんな余裕なんてございませんよ。。。
なんせ1ヶ月前に引越ししたばかりで全然片付け終わってないし
愛犬だってまだ環境に慣れてないし、来月には姉が出産で
両親も初孫で忙しいしなど頭の中は考える事だらけ!!!
お陰で検査薬も動揺してゴミ箱にすぐ捨てちゃったし(^_^;)
取り合えず来月の頭に産婦人科へ行く事にした。



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【初めての産婦人科へ】
結婚して初めて住む所なのでどこに何があるのか全く分からない状態。。。
タウンページで一番近い産婦人科を探し行ってみた。
運が良いのか超人気の病院でめちゃめちゃ混んでたワァ~
順番が来て診察室へ。。。
慣れない診察台に乗り診てもらい
「妊娠おめでとうございます」と書かれた紙をもらった。
そこには赤ちゃんの入っている袋らしき空洞の映っている写真が貼られていた。。。
5週5日目との事。。。
なんともいえない感情が込み上げてきた。。。
待合室で待っていた旦那にその紙を見せるとすんごい喜んでくれたのでホッと一安心。。。
これからが長い道のりだワァ~
しかし、こんな私が母親になって良いのか?
嬉しさと同時に不安が押し寄せてきた。。。



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【 妊娠報告】
病院に行った次の日お義母さんの所へ行き妊娠報告をして来た。
丁度お義母さんは亡くなったお兄さんの兜を
久し振りに飾ろうと押入れから出していた所だった。
お兄さんが亡くなって7年近くなるがなかなか飾れなかったようで
たまたまふっと兜の事を思い出したんだとか。。。
そんな時私達からの妊娠報告に酷く喜び
「きっと男の子よ!」と互いに確信しました。
なんでだろう、男の子って気が凄いしたんだよね。。。


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【 母子手帳】
前回の検診から3週間程経った頃2度目の検診に行った。
胎児は頭からお尻まで19mmになっていた。
時折モシャモシャ動く姿が画像から見ることができジーンとしてしまった。
分娩予定日は12月27日との事!なんとも師走で忙しい時期だ。。。
「分娩予定日が決まったので母子手帳を貰ってください」
と言われ早速検診後役場に行って貰って来ました。
「これが母子手帳かぁ。。。」
何十年前母もこうしてもらったんだなぁと思いながら帰ってきたのでした。

     
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【姉の出産】
そんな中姉が始めての女の子を出産。
予定より1ヶ月近くも早く産んだ為ギリギリ2500グラム。
しばらくは保育器に入っていなくちゃならないみたいで
一足早く姉が退院した。。。
姉は心配しつつ毎回病院に通っていた。
五体満足で産まれたもののやはり臨月を迎えてから出産しないといけないなぁと痛感した。



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【つわり】
 とにかく酷いつわりが続いた。。。
3回ぐらいは病院に行って点滴を受けただろうか。。。
「気晴らしに実家にいってみては?」
の先生の言葉どおり里帰りで大変な時期の実家へ私もお邪魔する事に。。。
姉の赤ちゃんがいるからか実家にいるとつわりも治まる。
けどいざ自宅に帰ってくるとつわりが酷くなる。
水さえ受け付けなくて吐く水はぬるくなっている。。。
こんなんじゃ死んじゃうと思いつつ寝たきりの日々だったなぁ~
そんな私を横目に旦那はコンビ二弁当を買って食べている。
カルビ丼やら平気で食べているのでその匂いでまた吐く。。。
つわりが治まるまでの2ヶ月半、死んだような生活だった。。。
 


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【性別判明】
つわりが治まり始めた頃、検診も内診からお腹にエコーをあてての診察へと変わり
主人も一緒に診察室へと入れるようになった。
まもなく性別も解るだろうと旦那と
「今回の検診で聞いてみようね!」
そう言っていた。。。
そしてお腹のあかちゃんには
「次の検診でちゃんとどっち教えてよ!」
そう話しかけていたのです。
で診察室での画像をみるなり
「あれはまさか!!!」「先生これっておちんちんですか?」
すかさず旦那が先生に問いただすと
「あっ、わかっちゃいました?男の子ですね!」
との回答♪ 
赤ちゃんはちゃんと足を広げておちんちんを見せていてくれたんです♪
なんておりこうちゃんなんでしょう!!!
思っていた通りの男の子だったのであまりに嬉しく
診察後ケーキ屋さんでお祝いの丸いケーキを買ってしまった(^_^;)
両親にとっては姉が女の子、私が男の子の孫なので大喜び!
いやぁ~でかしたでかした!



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【臨月】
安定期に入るにつれだんだんお腹も大きくなってゆく。。。
臨月なんてもうパンパン状態よ!
けど普通に買い物行ったり洗濯したりつわりで動けなかった分
バタバタ動き回っていたような気がするなぁ~
旦那様はもちろん洗濯を手伝う事も無く
買い物で重い荷物を持ってくれただけだろうか?
けどまだ完全に下に下がってきて居ない時は
食べたものも途中で止まっているような
時々吐き気もあったりして
まだまだスッキリしない状態が続いていた。。。
動くのもけっこうしんどくて
ぽてぽてっと妊婦さん独特の歩き方してた。
一度でよいから妊婦の気持ちを味わってもらいたかったよ。。。
あるじゃない?男の人が付けるやつが!!!


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【出産予定日まで】
12月に入りだんだんお腹も下に下がってきたので
動くのも少し楽になってきたような気がした。
TVで雅子様のご出産に関する報道も見るたび
「いよいよ私もだわぁ~」と動揺し始める。。。
7日の日横っ腹がつった感じがあったので慌てて病院に行ったら
仮入院扱いをされてしまった。。。
「まだまだだわねぇ~」
そう言われ帰宅した。。。
それから度々つった感触があったが「きっと直ぐ治る」
と自分に言い聞かせていた気がする。
15日は友人の結婚式。
大事をとって欠席したけど姿だけみたくって
旦那に付き添ってもらって覗きにいっちゃった(^_^;)
昼勤と夜勤の仕事がある旦那なので
お義母さんと実家の両親が交代で
夜勤の日だけ来てくれていた!
けど相変わらず出産の兆候も無く1日1日が過ぎていった。。。

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【予定日5日前】
予定日は12月27日!
そう、チェッカーズファンならピンと来るのでしょうが
私が大好きだった尚之の誕生日と同じ日だったのよネェ~
丁度予定日5日前の22日検診があり主人と病院へ行った。
先生曰く
「年越すかもなぁ~」との事。。。
結構ショックだった。。。
出すものは出して新しい年を迎えたかったから。。。
でも出たくないんだからしょうがないよねぇ~
けど何があるか解らないので引き続きお義母さんには旦那が夜勤の日のみ来て貰った。

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【予定日4日前】
なんとなく変なのでトイレに行くと出血!!!
慌てて病院に電話したが「大量の出血でなければ様子を見てください」との返事。。。
自宅に居たお義母さんも気が気ではないらしく慌てて我が家に来てくれた。
これがどうやらおしるしってやつみたいだ。。。
繁栄にお尻の辺りを突き上げるような痛みが来るものの1~2秒で治まってしまう。
相変わらず出血も続いている。
なんとなく心配のまま休む事にした。。。

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【予定日3日前】
今日はクリスマスイブ♪
ケーキを食べなきゃ出産してられないとばかり
お義母さんと歩いて10分程の所にあるケーキ屋へむかう。
ケーキ屋、スーパーとけっこう歩いたが
相変わらず規則正しい陣痛は来ないが痛みの強さは増して来ているみたい。。。
出血も続いている。
1日早いクリスマスをしお義母は帰宅。。。
久し振りに2階の寝室でぐっすり眠れた。

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【予定日2日前】
朝方お腹の痛みで起きる。
間隔を測ると15分間隔だ!!!
慌てて下に下りるとコタツで旦那が爆睡中。。。
急いで起こし15分間隔で陣痛がある事を告げる。
けど残りのケーキをつい食べてしまっている自分が。。。
だんだん10分間隔になってきた為病院に連絡。
直ぐに来て下さいとの事だったので荷物を持って病院へ直行!
まだ8時30分過ぎで病院は開いていなかったが
待合室にはかなりの妊婦さんが順番待ちをしていた。
その中には旦那の後輩の奥さんも居た。
痛みが増してて挨拶すら出来ない状態。
直ぐに診察室で診察を受けたが痛いのなんのって!!!
泣きながら診察室から出てきたので主人もビックリ!
どうやら出産し易いように膜を破いたようだ。
どうやらこのまま入院らしい!
ドキドキより痛いのをこらえるのに必死だった。。。


 



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